第62回 風土木の家 セミナーの報告と寄稿

 赤ちゃん、幼児を含む25名の参加を得て、穏やかな秋晴れの下、永源寺の里山歩きを行いました。普段目にしている草や木も名前を聞くだけで、ましてや食べられるとなれば、なんて身近なものになるんでしょうか。昼食は持参のおにぎりに山の幸 ありがとう 恵たち。
                             (もり)

 参加された自称「風土木の家 広報宣伝部長?」 内藤さんにかんそうをよせていただきました。

トンボがたくさん飛び交う、お天気の良い秋の空のもと、みなさんと共に永源寺の里山に触れることができました。

私たちも含め、参加者のみなさんも案内をしてくださった堤さんに群がり、『これは何の実ですか??』『これは食べられますか??』とみなさん熱心に質問をしておられました。

参加者同士、今日が『はじめましての方々』もいらっしゃったのに、すぐに和気あいあいとお話ができました♪
そのみなさんの姿に『やはり人間は、コンクリートの中では窮屈なんだ。人混みに疲れ、無表情になり、心が荒むものなんだ。』と思いました。

山は空気をキレイにしてくれるだけでなく、人間の心もキレイにしてくれる偉大な存在であること。
自然の中にいると、人間は心に落ち着きを取り戻し、自然と絆を作り上げることができること。

自然が意識的に『仲良くしなさい』と後押ししてるわけでもないのに、人の心を通い合いやすくしてくれるパワーこそ、人間には成し得ない『究極な粋なはからい』だと思いました。

堤さんのご指導のもと、山の恵みをいただき、心もカラダも満たされ、充実した時間を過ごさせていただけたこと。
深く感謝いたします。

また、永源寺の里山歩きの前と後では『心の色』はどのように変わりましたでしょうか??

本日、ご縁あって、お会いできたみなさんにまた、お会いできるよう、『心の色』をQuestionにしておきます♪
                           (内藤)

           11月18日の雑感       川村克己
今は中秋という季節でしょうか。すすきの穂が秋の風にしなやかに揺れ、柿の実ももう少しで食べごろです。
今回の根本セミナーは「見て、魅て、味て、」という、秋を満喫しましょうと、とても良い企画でした。案内人は(旧)永源寺町の緑の少年団代表・堤信二さんにお願いをし、愛郷の森を中心に、青空の下、山道を楽しく歩きました。紅葉は漆など早く色ずく木々は始まっており、道沿いにある桜も木漏れ日に身をかざしながら、透き通るような表情で私たちを包んでくれていました。
いくども、堤さんから植物の名前や特徴を、説明していただいたものの、なぜか頭に入らづ、思わず頭が固くなってきたな〜と!いや!物覚えがわるくなったな〜!と、加えて足腰の痛みも感じながら!森林浴が、脳の活性化と足腰の漢方薬なら、毎日でも散歩がてら散歩し、季節を感じるのにな〜と。
この散歩コースには、手入れされ健全な森・間伐もされず暗くなった森・植林されて何年もたっていない森・獣害から木々を守るため手の入った森・皆伐された後松が繁った森・松枯れで伐採されてしまった森など、人通りの風景がありました。山道沿いであるにもかかわらず、人が山仕事に行かなくなってしまった現実がそこにはありました。
山の恵みを、私たちは家づくりという過程で受けています。水もそうです。足を進めていくと、激しい水の落ちていく音がしていました。縦に伸びている水の帯が、水しぶきをはねながら落ちていました。あの水は、深い山の奥から何年もかかりながら、地の底を這いながら、浸み出し川をつくり、いつの日か人々の恵みとなっていくのは間違いのない事でしょう。道沿いの大きな岩に上がってみる事にしました。登ってみると絶壁の上から、流れ落ちていく水と、水を挟み込んでいる立派な岩の滝が「ザ〜」と広がり、見ごたえのある景色でした。
堤さんの「これ食べられるよ!てんぷらにしたら美味しいで!」の言葉に、つい、ひとつふたつと引きながら、お昼のごちそうに備えました。キノコはないんだろうか?まつたけは?「そんなの無いに決まっているのに」なぜか、視線は森の中を向いてしまう。そういう自分が少しおかしい。サルナシは?アケビは?とツルを目で追う事もしばしば。
片道45分くらいの道のりはちょうどいい。パソコン相手のあなたにもちょうどよかったのでは?
お昼は、レモンなんとかのお茶に始まり、しし肉のダッチオーブン煮、この味は初めての味覚、やわらかくおいしい、チャーシュウのようです。てんぷらもなんやかんやと食材はたくさんありました。柿の実にワサビを塗ったてんぷら・ゆきのした・柿の葉・タンポポとなんやかんやと。岩魚のほう葉のみそ焼き・ひねのカシワの焼き肉・タンポポコーヒーなど、とてもおいしかったです。段取りをしてくださった皆さんに感謝です。特に、灰谷さん・森さんの奥さんにはお世話になりました。
森の恵みには気づかないものがたくさんあります。気づきも大切な学習ですね!
                      (川村)